アライグマ
(Procyon lotor)
・食肉目アライグマ科。
・本来は北アメリカ大陸に生息している。輸入された個体が逃亡したり放棄されたりしたことで、日本各地で野生化した。特定外来生物に指定されている。
・雑食性で何でも食べる。ゴミも食べる。
・木登りや泳ぎが得意。
・都市部では、排水管が移動経路として使われることがある。
- 足跡
・歩行パターンはジグザグ。
歩行パターン↑ |
- 被害
・キツネやタヌキなどの在来種への悪影響のほか、北海道ではアオサギの集団営巣地放棄の原因としてアライグマが疑われている。
・そのほか、家の屋根裏に住み着き、糞尿・騒音被害に加えてペットを襲ったり、ペットのエサを横取りするなどの問題もある。
- 岩大アライグマ情報
・盛岡市ではすでにアライグマが確認されている。2021年には、岩手大学ツキノワグマ研究会が盛岡市猪去地区でアライグマを撮影している。
(参考文献: 哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 文一総合出版
The Wild Mammals of Japan 松香堂、日本哺乳類学会
アライグマ防除の手引き 環境省)
※岩手大学内キャンパスには多様な動物、植物が生息しています。大学の敷地や植物を荒らしたり、生息している動物の住処等を探したりなどしないようお願いいたします。
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2022年7月26日に撮影。
尻尾のしましま模様が特徴的。