ハクビシン
(Paguma larvata)
・食肉目ジャコウネコ科。
・元々は東南アジアに生息していた。いつ日本に渡ってきたかは不明。現在は日本全国に分布している。外来哺乳類とされている。
・夜行性。木登りが得意で、主に樹上生活をしている。
・雑食性で、昆虫類や小鳥の卵、果実などを食べる。
- 足跡
・爪の出し入れが可能なので、足跡には爪痕が残らないことが多い。
・歩行パターンは白抜きが前足、黒塗りが後ろ足。
- 被害
・果実に対する被害が大きい。(モモ、ぶどう、サクランボなど)
・寺社仏閣や家の天井裏などに住み着き、糞尿をする。異臭を発し場合によっては住民の健康にも悪影響を与える。
- 岩大ハクビシン情報
・キツネとアナグマは頻繁に昼間活動しているが、ハクビシンは夜中だけしか撮影できていない。警戒心が強めなのかもしれない。
(参考文献:哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 文一総合出版
The Wild Mammals of Japan 松香堂、日本哺乳類学会
第Ⅰ章 ハクビシンの基礎知識 農林水産省)
※岩手大学内キャンパスには多様な動物、植物が生息しています。大学の敷地や植物を荒らしたり、生息している動物の住処等を探したりなどしないようお願いいたします。
お手数おかけしますが、アンケートにもご協力いただければ幸いです。
アンケート↓
カメラを見るハクビシン。2022年7月2日撮影。
鉄パイプを器用に上るハクビシン。
上段は2022年8月25日、下段は2022年9月1日に撮影。
丸い鉄パイプを渡るハクビシン。2022年9月11日撮影。
フェンスを越えるハクビシン。
2022年6月30日撮影。